マビノギの聖地巡礼でアイルランドに行ってきました記⑤
みなさん、こんばんは!
アイルランドに行ってきました記の第5回になります。
前回のバスツアーの続きでして、今回はタラの丘へと向かいます。

ちなみに発音は日本ですとタラで定着していますが、現地の人はターラと発音していました。

現地にあった説明の看板です。

タラの丘を上空から撮影した写真です。
タラの丘の頂には鉄器時代の要塞跡が残っており王の砦と名付けられています。
真ん中にある二つの円が連結された場所のうち、
上のあたりが玉座、下の円はコーマックの居城と呼ばれています。
このタラの丘ですが、かつてのアイルランドの政治的、王国の権威的、精神的な中心地あったそうです。
ケルト人がアイルランドに居住したときにはすでに聖地として存在し、
伝説では神族トゥアハ・デ・ダナンが住居としていたとされています。

タラの丘です!

写真奥の方に見えるのが玉座と羨道墳です。

羨道墳のまわりには柵が設けられていました。
ガイドさんが言うには、1週間くらい前には柵は無かったそうで、
ぬかるみがひどかったので保護のために設けられたのではないかということでした。

通路の入り口になります。
サーオィン(11月上旬)とインボリック(2月上旬)にはこの通路の中が太陽光で照らされるということでした。
死者の霊が近づくサーオィンと、春の始まりであるインボリックということで、
死と再生の神聖性を見出す考えもあるそうです。

ということで、エレモン陛下とタラに来ました!!!

タラの丘はどことなく神秘的な感じがあり、そこから見渡せる景色は素晴らしいものでした。
2月のアイルランドは雨や曇りが多くこの日も朝からずっと曇りだったのですが、
タラの丘を訪れる直前に晴れてくれて、とてもいいタイミングで訪れることができました。
タラの丘にある他の史跡としては、

リアファルがあります。
こちらも通常であれば柵はありません。
このリアファルは、真のタラの王が触ると石が唸るという伝説があります。

この他にもケルト十字や石碑がありました。
タラの丘に到着したのは夕方ごろだったのですが、タラの丘を中心として、

太陽と、

オークの木、

そして月を同時に見ることができました。

まさにタラの徽章!という感じだったのですが、
色々調べてみて、このタラの徽章はタラの丘から着想を得ているのではないかと思いました。

今回は中を見ることのできなかったこちらの羨道墳ですが、
中に太陽と月と星の装飾をした石が置かれているそうです。
またこのタラの丘にはオークの木がありますが、

オークの木はケルトにとって神聖な木とされていて、
ドルイドが使っていた杖もオークの木から作られたものでした。
以前はドルイドの語源は、ドル=オークの木、イド=賢者という説もあったそうですが、
現在はドル=強意の意味の説が有力だそうでして、なので大賢者といったところでしょうか。
そしてタラの丘は王位の象徴でもあったのですから、タラの徽章の意味としては、

王位を示す王冠を中心に、こうなるんじゃないかと思います。
こうやってみると、徽章の二重の円もタラの丘の二重の円のような気もしてきました。
合っているかどうかは別として、でもでもやっぱり実際に訪れることができてとてもよかったです。
ということでアイルランドでの観光はだいたい終わりで、
次回はその他のちょっとした観光と、あとは帰国編になります…!
アイルランドに行ってきました記の第5回になります。
前回のバスツアーの続きでして、今回はタラの丘へと向かいます。

ちなみに発音は日本ですとタラで定着していますが、現地の人はターラと発音していました。

現地にあった説明の看板です。

タラの丘を上空から撮影した写真です。
タラの丘の頂には鉄器時代の要塞跡が残っており王の砦と名付けられています。
真ん中にある二つの円が連結された場所のうち、
上のあたりが玉座、下の円はコーマックの居城と呼ばれています。
このタラの丘ですが、かつてのアイルランドの政治的、王国の権威的、精神的な中心地あったそうです。
ケルト人がアイルランドに居住したときにはすでに聖地として存在し、
伝説では神族トゥアハ・デ・ダナンが住居としていたとされています。

タラの丘です!

写真奥の方に見えるのが玉座と羨道墳です。

羨道墳のまわりには柵が設けられていました。
ガイドさんが言うには、1週間くらい前には柵は無かったそうで、
ぬかるみがひどかったので保護のために設けられたのではないかということでした。

通路の入り口になります。
サーオィン(11月上旬)とインボリック(2月上旬)にはこの通路の中が太陽光で照らされるということでした。
死者の霊が近づくサーオィンと、春の始まりであるインボリックということで、
死と再生の神聖性を見出す考えもあるそうです。

ということで、エレモン陛下とタラに来ました!!!

タラの丘はどことなく神秘的な感じがあり、そこから見渡せる景色は素晴らしいものでした。
2月のアイルランドは雨や曇りが多くこの日も朝からずっと曇りだったのですが、
タラの丘を訪れる直前に晴れてくれて、とてもいいタイミングで訪れることができました。
タラの丘にある他の史跡としては、

リアファルがあります。
こちらも通常であれば柵はありません。
このリアファルは、真のタラの王が触ると石が唸るという伝説があります。

この他にもケルト十字や石碑がありました。
タラの丘に到着したのは夕方ごろだったのですが、タラの丘を中心として、

太陽と、

オークの木、

そして月を同時に見ることができました。

まさにタラの徽章!という感じだったのですが、
色々調べてみて、このタラの徽章はタラの丘から着想を得ているのではないかと思いました。

今回は中を見ることのできなかったこちらの羨道墳ですが、
中に太陽と月と星の装飾をした石が置かれているそうです。
またこのタラの丘にはオークの木がありますが、

オークの木はケルトにとって神聖な木とされていて、
ドルイドが使っていた杖もオークの木から作られたものでした。
以前はドルイドの語源は、ドル=オークの木、イド=賢者という説もあったそうですが、
現在はドル=強意の意味の説が有力だそうでして、なので大賢者といったところでしょうか。
そしてタラの丘は王位の象徴でもあったのですから、タラの徽章の意味としては、

王位を示す王冠を中心に、こうなるんじゃないかと思います。
こうやってみると、徽章の二重の円もタラの丘の二重の円のような気もしてきました。
合っているかどうかは別として、でもでもやっぱり実際に訪れることができてとてもよかったです。
ということでアイルランドでの観光はだいたい終わりで、
次回はその他のちょっとした観光と、あとは帰国編になります…!